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【 2008年10月6日 カナダ研究者が高効率のCO2回収技術開発 】

大気中の二酸化炭素(CO2)を効率よく回収する技術を開発した、とカナダのカルガリー大学が発表した。CO2回収技術は、費用とともにエネルギー効率が実用に値するかどうかが鍵だが、火力発電所が生み出す電力量で、その電力を作り出すために排出する量の10倍に相当するCO2を回収できる、と研究者たちは言っている。

この技術を開発したのは、カルガリー大学のデイビッド・キース教授(化学、石油工学)ら。同教授らが開発した方法は、製紙会社の化学工程を利用しており、回収コストの半減を可能にした。消費電力が100キロワット時以下で、1トンのCO2を大気中から回収することができる。教授らが試作した装置は大きさが平面積1平方メートル程度で、北米人が毎年排出するCO2の排出量に相当する年間20トンのCO2を回収する能力を持つ。

カナダではCO2回収法として、火力発電所に回収プラントを設置、回収したCO2をパイプラインで運び地下に埋め込む回収貯留法が有力視されているが、キース教授らの技術は、どこでも装置を設置できるところが大きな違い。原理的には、CO2回収企業がカナダのオイルサンド会社とCO2回収契約を結び、回収装置は、建設コストが最も安くて済む、例えば中国に建設し、契約した量のCO2を回収することも可能になる、とキース教授は言っている。

 

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