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サイエンスポータル編集ニュース

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【 2009年1月7日 銀河系の質量50%上方修正 】

銀河系は、従来考えられていたより高速で回転しているという観測結果を、ハーバード・スミソニアン宇宙物理学センターが発表した。

この結果は、全米科学財団(NSF)の超長基線電波干渉計(VLBA)による観測で明らかになった。太陽系は、銀河系の中心から28,000光年離れたところに位置しているが、銀河系の回転速度は太陽系の位置で、時速60万マイル(96万キロ)であることが分かった。これまで考えられていた速度は時速50万マイルだから、2割も速いことになる。

回転速度が速いことが確認された結果、銀河系の質量もこれまで考えられていた値より50%大きいことが明らかになった。銀河系はすぐ近くにあるアンドロメダ銀河より小さいと言われていたが、これからはアンドロメダ銀河の妹銀河と考える必要はない、とハーバード・スミソニアン宇宙物理学センターの研究者は言っている。さらに銀河系の質量がこれまで考えられていたより大きいことは、銀河系とアンドロメダ銀河間に働く引力も大きいことを意味しており、遠い将来に予想されている両銀河が衝突する時期はこれまで考えられていたより早まる、と研究者は言っている。

VLBAは、ハワイから米国東海岸、カリブ海にかけて設置されている10基の電波望遠鏡を結んだ観測システムで、ハッブル宇宙望遠鏡の数百倍の解像能力を持つ。

 

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