文部科学省は、国立大学法人に対して大学院博士課程の入学定員を来年度から始まる次期中期目標・中期計画で見直すよう求めた。
通知は、第1期中期目標期間(2004-09年度)で、各法人が必ずしも国民の期待にこたえられていない点があると指摘し、各法人の規模や内容に応じて組織のあり方などについて見直し、目指す方向と個性化が明確となる次の中期目標・中期計画を策定するよう求めている。人口減少や世界的な状況の変化への対応の必要性も指摘している。
大学院博士課程については、定員割れしているかどうかといった現状や、社会が博士課程修了者をどの程度必要としているかなどを総合的に勘案して見直す必要を指摘し、就職できない修了者が多いところや、定員の大幅割れを来している博士課程について定員の縮小を求めている。法科大学院や教員養成系学部についても同様に、実績に基づく組織編成が必要だとしている。附置研究所についても、研究の質の向上に向けて研究体制などの見直しを求めた。
文部科学省が組織の見直しを迫る背景には、国立大学の法人化により、組織編成などの運営面や財政面で大学独自の改革がやりやすくなったことがある。
一方、博士課程の拡充は、欧米に対して人口あたりの博士号取得者が少ない現実を踏まえ、1996年からスタートした第1期科学技術基本計画に「ポスドク1万人計画」として盛り込まれた経緯がある。この目標は計画より1年早く99年に達成されたが、他方、博士課程修了者数に見合う就職先が用意されていないために安定したポストにつけない若手研究者が増え、ポスドク問題としてさまざまな議論が起きている。
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2009年 3月24日レビュー【公務員に博士は不要か】 |
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2009年 3月23日ハイライト・吉川 弘之 ・産業技術総合研究所 理事長、元国際科学会議 会長【ポスドク活躍の道を組織的に】 |
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2009年 3月 4日ニュース【若手研究者支援NPO発足】 |
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2009年 3月 4日オピニオン・河田 聡・大阪大学 教授、理化学研究所 主任研究員【末は博士か大臣か、理系博士の未来】 |
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2008年 7月 9日オピニオン・府川 伊三郎・旭化成顧問、日本化学会博士セミナー実行委員長 【博士人材育成は教育百年の計 - 博士セミナーを開催して】 |
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2008年 6月 4日オピニオン・坂東昌子氏【20%の時間は冒険に -キャリアの新たな展開に向けて】 |
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2008年 5月23日ハイライト・中尾充宏 ・九州大学 産業技術数理研究センター長【数学者が産業界で活躍するルート開拓】 |
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2008年 5月19日インタビュー・岸輝雄氏【世界トップレベルの材料研究拠点を】 |
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第3回(2008年 5月19日)【急を要する工学系の人づくり】 |
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2008年 4月21日ニュース【博士課程の立て直し目指し日本工学会が講演会】 |
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2008年 4月10日レビュー【農学系ポスドクへの期待と現実】 |
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2008年 4月 1日レビュー【博士号取得者は中等教育を変えられるか】 |
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2008年 3月18日インタビュー・井村裕夫氏【急を要する臨床研究体制の改革】 |
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第4回(2008年 3月18日)【多様な専門家の育成も】 |
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2008年 3月17日ハイライト・相澤益男・総合科学技術会議議員【日本の大学院教育改革は待ったなし】 |
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2008年 2月 5日レビュー【ポストドクター本当に多すぎるのか】 |
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2008年 1月25日ハイライト・吉川弘之氏【若い研究人材の新しい流れつくる】 |
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2008年 1月 4日レビュー【若い研究者が夢を持てる日本にするには】 |