理化学研究所の和田達夫・主任研究員が知り合いの業者と共謀して架空取引を行った背任容疑で8日、警視庁に逮捕された。
研究所始まって以来の不祥事に対し、野依良治理事長は同日「国民の税金を原資とする研究活動への国民の信頼を揺るがす重大な問題。徹底した再発防止策を講じるとともに、理研全体の意識改革をはかり、国民の期待に沿えるよう努める」というコメントを発表した。
理化学研究所は、同日、懲戒委員会を設置、処分の検討を始めたほか、外部有識者(弁護士、公認会計士)を含む調査委員会を設置、原因究明とともにほかに同様な例がないか調査を実施し、改善方策を策定することを明らかにした。
同研究所が警視庁から得た情報によると、和田主任研究員による架空取引は21件、合計約1,172万円に上るとされている。
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